イチロー 日本のスポーツ選手
日本人スポーツ選手の中で多くの記録を樹立しているのが、イチローです。スポーツ選手生命は短いことが多く、野球選手が引退する平均年齢は29歳と言われています。彼は40歳を超えても現役を続けており、華麗なプレーで観客を楽しませています。2001年にマリナーズに移籍しルーキー最多安打記録を達成しました。それまではジョー・ジャクソンの233安打がルーキー最多でしたが、242安打を記録し90年ぶりに更新しました。
2004年に達成した年間最多安打数は262安打で、ジョージ・シスラーの記録から84年ぶりの快挙でした。これはギネス記録にも登録されています。2001年～2010年の10年間で積み重ねてきたのが、連続200本安打です。
10年間試合に出場しそのたびに優秀な結果を残すという偉大さは、野球ファンだけでなく多くの人に彼の才能や努力を知らせました。2016年には日米通算でプロ野球全体の通算最多安打を達成し、これもギネス記録になっています。野球が盛んなアメリカでは日本における安打数を重要視しない傾向にありますが、様々な偉業を見せてくれるイチロー選手だからこそ日米通算での記録も高く評価されギネスにも認められました。
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羽生結弦 日本のスポーツ選手
羽生結弦はフィギュアスケート界のスポーツ選手で、宮城県の仙台市出身です。「ゆづ」という愛称で親しまれ、2015年のGPファイナルでは、フリー演技のSEIMEIで、男子で初の3連覇を果たしました。その他、2014年のソチオリンピック男子シングルでも優勝しており、2013年から2016年のシーズンではグランプリファイナルで4連覇しています。
そして2017年の世界選手権でも優勝し、日本全国のファンを感動させました。また身長は172cm、体重56kgで、日本人離れした手足の長い体型が美しいと評判です。尚、血液型はB型です。さらにフィギュアスケートというスポーツには、トウループやサルコウ、ループと呼ばれる4回転ジャンプがありますが、羽生結弦のジャンプは回転から着地に至るまでの流れが非常に美しいと、高く評価されています。
また結果を評価するGOEには、8つの基準があります。羽生結弦は、これらの基準の全てをクリアしているのも特徴です。さらに2012年から、コーチを阿部奈々美からブライアン・オーサーに変更し、現在、トロントにあるクリケット・クラブに所属しています。その他、早稲田大学人間科学部の通信課程に在学しています。
スポーツ選手のメンタル強化を学ぶ
スポーツの世界において重要なのは、なにも優れたフィジカルばかりではありません。紙一重の差で勝敗が決まることも多いだけに、メンタルの強さにこそ重きが置かれています。緊張する場面や失敗できない局面というものは、一般人にも等しく訪れるものです。それだけに、スポーツ選手がメンタルを強化する術を学ぶことの恩恵は計り知れません。
そもそも精神力の強さとは、改善可能なものなのでしょうか。すべて生まれ持った才能によるものであれば、わざわざ強化する必要などありません。しかし実際には、スポーツの第一線で活躍している選手は、メンタルを含めたトレーニングに日夜励んでいます。この事自体が、強化できる余地があることの証明に他なりません。
プロのスポーツ選手やアスリートというものは、たとえ体の調子が悪くとも、一定の結果を出すことが求められます。そのため、メンタルトレーニングは、心のコントロールに力を入れるのが一般的です。
どのような状況に置かれても、感情を乱すことなく目の前の事柄に集中すれば、自ずと結果はついてきます。また、強化といっても、常に負荷をかけるものではありません。むしろ、いつも決まった行動パターンを守り、ストレスなく集中できる環境づくりを旨とします。これがいわゆる、ルーティンです。
長く活躍を続けているプロ野球選手に至っては、朝食の献立から、階段を踏み出す最初に一歩まで決まっています。ここまで極端でなくとも、規則正しい生活を続けることが、なによりのトレーニングとなるのです。
